四百四病の外


あなたに罹患する
わたしの上に重ねていく
聞こえないふりを数回
空が金色にくすんでいる
やめとけばよかったのに
不死ですか不治ですか
ベージュ、グレー、ネイビー
飽きたらそういって
博愛なんていらないのに
だけどみんな片想い

溶け合うのは幻想だし解り合うのは妄想
暗やみにくろい星
幸福を悼む
あれはきみをうった魔物
沈んだ恋にいまさらわななく
じゃあ欲望でもいいよ
あなたにもそうであって欲しい
症状そのいち、傲慢
こんな涙をとめて
やましさに唇をかんで

そのさまはうつくしい人間です
こころは逃げ切れない
伝えてもないのにだけど届かないと思うの
誰かかわりに泣いてくれる
欲ぼうは純粋です
喰いあらされる
捨ててしまえたらいいね
あなたもぼくの愛を否定するのか
シナプスが迷子になります
ただ好きって言えなかったそれでよかった

蜂蜜は毒にもなるのです
もうとれない刺のよう
幸せではなかったけど不幸せでもなかった
似たような夜にまた泣く
誰にもいわないでね
再生ボタンをおしてください
いばらのつぼみ
ウソをすべて呑みこんだ口角
あなただけの幸福を祈る
いわゆる感情の複合体

きらいになるから明日には
急ブレーキはかかりますが急発進はできません
くやしいさみしいだいすき
ベッドインアルコールワールド
永遠を介さない契約
封をすれば間に合うかしら
愛なんかみえないってゆってた
ぎゅっと握りしめて砕いて
秒速20センチのメリーゴーランド
じゃあ君が僕を好きだってどうやったら分かる?

触れたいけど理由がない
運命にならない恋だってあるよ
あなたにつく嘘は精密に過ぎた
泪を焦がして砂糖をまぶして
好きになるのがはやすぎたみたい
愛を定規ではかるような人
かわいて剥がれるまでまって
わすれるわけないのに
色に匂えどかなわぬさだめ
いちばん痛く憶えていたい

ひとりでも生きてゆける君をえらんだ
とびきりのキスが終わってしまう
夜ふけにした話
熱をともしたわけではないけど
混ぜあわせることはできない
囚われています
I must not need
とりこぼしたら二度ともどらない
かみさま、続く恋など何処かにあるでしょうか
光におおわれて消えてしまえ

不変なんか望んでないけど
どうやって信じればいいの
魔法をすててしまったから
ユアマイシャイン
なかったことにします
まだ本能が正直すぎて
口のなかとか手のひらにわたしを憶えていてね
ほんとうは、
ぐずつく嫉妬がここにあります
わたしの恋をみつけないで

二度目の間違いの夜
溶けきれずにのこったのが私です
だってぼくきみがスキだった
さみしさに濡れて恋を願う
キスをつつんだオブラート
だんだん面倒くさくなるよ
デリートキーがおいつかない
かなわないほうが美しいってさ
きみの背中の感触
なにか変わったかしら

恋とは君をおもうことだ
こころが落ちる気がした
わかちあえなかったいくつも
あの日のわたしよ、許してほしい
物語のようにはすすまない
ともだちくらいにはなりましょう
もうあなたとは結ばれない
また好きになったりするよ
Stay behind me.
そして愛がどんな味だったかもわすれていく


罹ってないふりばかりするの